DEAR MOM

「誰でも出来ることより、人がしないことを大事にして」
書道を続けるか、続けないかで悩んだときうちにいったお母さんの言葉。


書道のために、バイトを休んで一日を終えるのがなんとなく空しいと思った。
月謝は3700円弱。
そのお金でライブ・飲み会・服に充てられると思った。
これから龍祭の活動が忙しくなってくる。
もう無断欠席して何週間やろう。
毎月毎月、自分の家まで本を届けてくれるたびに、一緒についてくる手紙を読むのが辛くて。
かといって、顔を出すのも辛くて。
バイトで得られるものはお金。
小4から続けてきた書道は、うちの唯一の趣味であり、誇れるものだったりする。


でも自由な時間とお金がほしくて手離そうかと思った。


「なんでも成長しようとしたら辛いものを乗り越えないとあかんねんで。
辛いとき、人は成長してるんよ。
今はそんな時期なのかもね。
私はライブとか誰でも行けるものより、書道を続けてほしい。
あなたに向いてると思うしね。」


そうやんな。
続けよう。


お母さんに相談してよかったー。
やっぱりお母さんて大きいなー。
来月の母の日とお母さんの誕生日、何あげよう?


書道は来月分から再開。
先生に連絡しにくいとか思ってたけど、メールで「次から行きます」と伝えたら「待っています^^」という返事。
気が楽になった。
たったこれだけでよかったんや。
目の前がちょっと明るくなったや。