鍋パのあとに

鍋パから抜けてから
終電車に乗り込み4人席に座った。
横にはおばあちゃん、向かいには50代のサラリーマン。
するとサラリーマンが何か聞いてきた。
何度も。
最初は聞こえないし「気持悪っ」って思ったけど
必死そうだったので人助けの念が出て顔を近付けて聞くと
「どこで降りるの?」
怪しい!って思ったけど降りる駅だけやったら平気!って思って
「京都です」と。
「お母ちゃんは?」とうちの横のおばあちゃんに聞いた。
おばあちゃんは大津、と答えた。
サラリーマンは高槻で降りるらしいけど乗り過ごすかもしれないと高槻に着く時間を聞いてきた。
「京都までは17分だから25分にはつきますよー」
「高槻まではわかりません」
「いつもはこの時間のは乗らないからねー;」
3人でした会話は至って普通。和やか。
かなり安心しきってた。
でも…大津を過ぎてからおばあちゃんいない(@_@;)
不安を抱きつつ大津でおばあちゃんを見送り、
サラリーマンと二人。


「おばあちゃんにも話しかけたから安心したやろ?そういうのわかってるねん、俺は」
さすが年の功!と納得した。
「でも怖かったやろ?」
「はい、ちょっと身構えました」
「…あんなぁ、あんたには悪いが日本の女はあかん!」
ん?と思って聞くと…
「俺はよく海外に行くんや。あっちの女は自分から行くんや。素直やで。生活かかってるからな」
海外ってアメリカとかではなく?
「日本の女は変にプライドが高いねん!あっちの女はいい!」
会話には中国、東南アジア、後進国のキーワード。
こいつ…


そこでうちがピンと来たのは
日本のサラリーマンが海外(東南アジアなど)に買春ツアーで行って、
子供作ってそのまま日本に戻って親子はひたすら信じて待ってる
ってのを授業で聞いたことがあって
まさにこいつだって思ったから。
最初はそんなツアーがあるなんて信じれなかったけど
生々しく聞いてしまったら怒りがフツフツと湧いてきて…。
日本の女は馬鹿にするし、とりあえづむかつく。
まぢで早く京都に着いてほしかった。
しかもうちに「好み」だとか言うてきて
膝閉じて座ってなかったからばんって閉じさせられた。ふとももに触るなよ!(○_○;)
んで口を開きすぎて笑うなと注意。
うちは八重歯見せて笑うのがうち流の笑い方や!
んでも素直に口を閉じ気味で笑ったら
「そんくらいやな(^-^)」
って何でお前好みの女にならなあかんねん(`o´)
携帯の番号聞いてくるし…。
女は、男に従順でなければいけない生き物?
てゆか日本の女がむかつくのならば、うちを口説いてくるな。
勝手すぎや!!!!


この世代の男は女を自分の"物"にせんと気が済まんみたいやなと思った。
これも一つの経験。と落ち着かせて京都で降りた。
うちは女性差別とかジェンダー論に興味あるほど、こういうのに敏感なんで余計むかつく。


ほんと気分悪かった。